初めてセルフスタンドにてガソリンを入れてみる。不況による人件費の削減もあるだろうし、その分安くガソリンを入れられる点も嬉しいのだが、何だか淋しくて味気なくもある。
ガソリンの臭いには大分慣れた。幼少時はガソリンの臭さによって吐いた事もあるのだが、高校の頃にスタンドでバイトしていた事によって耐性が付いたようだ。臭いと言えば、軽油が一番臭い。温泉卵の腐ったような臭いがする。その次にはハイオクが臭い。それに続きレギュラーとなるのだが、レギュラーは軽くて良いにおいがする。ハイオクに比べれば遥かに良いにおいに感じるのは俺の鼻がおかしいのだろうか。
とはいえハイオクと比較すればまだ良い臭いがするというだけであり、好んで嗅ぎたい臭いでは決して無く、同じ揮発性の物質を嗅ぐのであれば、ラッシュを嗅いでいる方がよっぽど気持ち良くて有益ではある。